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弁護士事務所


今日はメールが来たので、友人ロイドの弁護士事務所に寄りました。

今では何でも話せる友達ですが、ロイドは、もともと、私が自分で選んだ弁護士ではなく、ヒューストン弁護士協会から 一番始めに紹介してもらった弁護士でした。

本当にアメリカ人は、いつでも褒め上手。

お世辞だとは分かっていても、褒められて嫌な気分になる人はいないでしょう。

でも、私は正直すぎて、アメリカ人の様に自然と口からお世辞が出ないので、たまに落ち込む事があります。ま、文化の違いで、仕方ありません。

とこまで信じていいのか、判断が付かない時もありますが、内容によっては、日米に大差を感じる事があり、面白いです。

例えば、いつも私は日本の家族から「(私は)太り過ぎだ。アメリカ人じゃないんだから、痩せないと病気になる。」と言われます。

(実際、私は妊娠した時、100キロ以上になり、アメリカでは検診で、医者から「パーフェクト!」と言われ、「問題なく飛行機に乗れます。」と、太鼓判を押され、日本に帰国したはずでした。

ところが、日本では、帰国した途端、「合併症だ!」と診断され、緊急入院になり、病院で食事制限を受けました。

正直、ここまで日米の基準が違うのか、と、かなりビックリしました。

その時にも、家族から「アメリカ人なら100キロの体重は”普通”でも、

日本人には”病気”って事だよ!!」と言われ、「確かに。」と納得しました。

その時の体脂肪率は44%で、自分でもさすがに、これ以上、アメリカ人の生活をしたら危険だと反省しました。)

現実問題として、アメリカは肥満大国ですし、アメリカ人の食生活は不健康で、病気になるのは時間次第です。

でも、私の周りのアメリカ人達は皆、たいてい「(私を)太っていると言う人の気が知れない。アジア人が痩せ過ぎているだけだ。」と言うので、好き嫌いがない私は、今も変わらずマイペースです。

私はファーストフードが好きなわけではありません。

ただ、忙しいと、運転しながら食べられるファーストフードは、やっぱり時間が節約できるので、便利です。仕事があると、食生活(食習慣)を変えるのは容易ではないので、誰か、おにぎりや惣菜の店を開いてくれると大変助かります。

それから、話は脱線しますが、「痩せている人を好む国は、食べ物が豊富」で、

「太っている人を好む国は、一般的に食料事情が思わしくない」のだそうです。

確かに、食資源に乏しいはずの日本の方が、アメリカより食生活が豊かで、食べ物の種類も多いと感じます。

アメリカは、大雑把に言えば、栄養もバランスも関係なく、食料が大量にあるだけ。

アメリカで、私は、相手に合わせて、とにかく、中近東やアフリカの料理でも、イスラム教や仏教の宗教食でも、出されたら、残したら悪いと思って、本当に何でも、無理にでも全部食べます。

嫌いなのは、虫料理と蛙料理くらいです。

(東南アジアに居た時は、我慢して食べていたのですが、贅沢になってしまいました。)

でも、私は例外で、ほとんどの人は、決まった料理しか食べません。

アメリカでは、食の選択肢は果てしなくあるのに、実際に1個人が食べている食品のバラエティーは、日本人が世界一多いと思います。日本人は好奇心が、どの民族よりも強い感じがします。

さて、今日は金曜日のせいか?ロイドはスーツではなく、ジーンズでした。

ここは、弁護士事務所です。

クライアントも来ていました。でも、他の弁護士もジーンズでした。

果たして、日本人に、ジーンズ姿で出社する日は、訪れるでしょうか?

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