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問題テナント #1 (契約書のサイン)


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このテナントは、私の購入した投資物件に元々んでいたカップルでした。

ご存知の様に、賃貸契約が終わらない限り、法律上、テナントには、この契約期間いっぱいむ権利があります。物件からは切り離せない存在です。

一昨日、ずいぶん遅く(夜中の1時)に電話がありました。

彼氏の方から、自分がサインもしていないのに、賃貸契約書に自分のサインがしてある、と言うクレームでした。

私が「どうしたいのか?」と訊くと、「そのままでいい。」と。

だったら、何で、こんな遅くに電話して来たんだ?!と意味が分かりませんでした。

で、今日、私は警察に呼ばれました。

アメリカ人は、もう、直ぐに警察か弁護士。

結局、彼氏は無職で、一銭の生活費も払わなければ、今まで賃貸料も一切払っていない事が分かりました。

彼女の方は看護婦で、子持ちのシングルマザー。生活費も、もちろん賃貸料も、全部、今まで1人で払っていたのです。

私の方針で、会社以外では、一切スタッフやテナントとの付き合いはしていないのですが、サンクスギヴィングなどアメリカの家族行事に、彼女は、必ず、(私の族がアメリカにいないので)私と子供をに招待してくれます。

優しいし、気配りができて、でも、とにかく毎回驚くのは、いつ行っても、完璧な掃除と センス抜群モデルルーム並みの装飾。

アメリカ人テナントは、汚い人と綺麗な人の差が、もう想像できないくらい雲泥の差があります。)

さて、彼女は、この彼氏をから追い出したいのですが、賃貸契約書に彼氏のサインがしてあるので、「法的に」彼氏のむ権利が守られてしまっているのです。

聞いてビックリ。彼女は、ちょっと、大バカさん太郎でした。

彼氏のサインをしたのは、彼女でした。

”愛は盲目”と言いますが、愛が冷めて、今は彼氏の顔も見たくないのです。

彼女がドアの鍵を勝手に換えたので、彼氏はに入れません。

夜中にの中に入れないので、暴れて、わめいて、警察に電話したのも彼氏です。

彼女の1人息子も、近所の人も、「うるさくて眠れない!」と文句を言っています。何日も続いている様です。

もちろん、警察も、賃貸契約書を見れば、彼の名前とサインが書いてあるので、彼氏をに入れない彼女が間違っている、と言います。

(まさに、その通りです。でも、彼女が気の毒です。)

もう、ここまで来ると弁護士です。(どうしてサインしちゃったかなー。)

やれやれ。

アメリカ人やヒスパニック系を見ていると、いつもラブラブで、本当に羨ましいのですが、結末が全くこの通りです。

大家も大変です。

彼女が言う「愛がない生活は張り合いがない」も納得です。

(でも愛に走り過ぎている・笑)

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